2015-02-16 第189回国会 衆議院 本会議 第6号
その著書「法の精神」で立憲主義、権力分立論を唱え、フランス革命やアメリカの独立にも大きな影響を与えたフランスの思想家モンテスキューの言葉です。後に、ナポレオンも、チャンスをもたらしてくれるのは冒険であると述べています。 そう、今、この日本に求められているのは新陳代謝、イノベーション、そして欠けているのは、それを実現するためのベンチャースピリット、冒険者精神ではないでしょうか。
その著書「法の精神」で立憲主義、権力分立論を唱え、フランス革命やアメリカの独立にも大きな影響を与えたフランスの思想家モンテスキューの言葉です。後に、ナポレオンも、チャンスをもたらしてくれるのは冒険であると述べています。 そう、今、この日本に求められているのは新陳代謝、イノベーション、そして欠けているのは、それを実現するためのベンチャースピリット、冒険者精神ではないでしょうか。
このフランス革命の二十五年前にイタリアのベッカリーアという学者が「犯罪と刑罰」という著作を発表して、これは、いわゆるルソーの社会契約論やまたモンテスキューの権力分立論、三権分立論を引き継いで、罪刑法定主義を確立するに当たって大きな役割を果たした方だというふうに思います。 今、私の手元に岩波文庫の「犯罪と刑罰」、ベッカリーアを持ってまいりました。
当該規定が権力間の抑制と均衡を図るための権力分立論とは異なる原理をひそかに導き入れているのではないかとの議論が続いております。 また、三権分立の基本型の中に行政を忍び込ませて、立法府や政治そのものの関与を排除して行政権を擁護する障壁としての論理を提供してきたという側面も見受けられております。
○山口参考人 戦後の日本の憲法学では、特に権力分立論が重視されておりまして、議院内閣制における権力の融合、要するに国会の多数派が行政権を持つという、この融合の側面については非常に軽視されてきた。それから、特に伝統的な日本の憲法学というのは大きな権力が嫌いでありまして、ともかく行政と国会を分けちゃって、国会というのは、行政に対してある種チェックしたり牽制したりということを重視するわけですよ。
これらの説に共通しております点は、その権能の本質を権力分立論からとらえているところにあります。
それゆえこのような権力分立論を転換させて、まず国会を憲法前文ならびに一条の国民主権の規定にふさわしく、「国権の最高機関」と位置づける発想の成熟、ついで憲法理論の展開が必要なのである。